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病院指標
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掲載日:2025年9月29日更新
令和6年度 国東市民病院 病院情報の公表
現在公開している病院指標は、令和6年6月1日~令和7年5月31日の期間に当院を退院したDPC症例を集計対象として作成しています。
医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)<外部リンク>
病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞の患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
医療の質指標
- リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
- 血液培養2セット実施率
- 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
- 転倒・転落発生率
- 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
- 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
- d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
- 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
- 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 64 | 27 | 19 | 41 | 46 | 81 | 260 | 608 | 640 | 341 |
対象期間で最も多かったのは80歳代の患者さんで、80歳以上の割合は46.1%と全体の約半数程度を占めています。
70歳以上の割合は、74.7%と高齢化が進んでいます。地域の医療機関と協力し、地域住民に、良質な医療の提供ができるように努めています。
70歳以上の割合は、74.7%と高齢化が進んでいます。地域の医療機関と協力し、地域住民に、良質な医療の提供ができるように努めています。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
DPCコード | Dpc名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 87 | 2.22 | 2.57 | 0.00 | 70.14 | |
050130xx9900x0 | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 61 | 32.75 | 17.33 | 6.56 | 88.33 | |
110310xx99xxxx | 腎臓または尿路の感染症 手術なし | 52 | 29.94 | 13.66 | 7.69 | 82.29 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし | 51 | 39.84 | 20.78 | 11.76 | 85.78 | |
0400802499x0xx | 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし | 50 | 29.72 | 16.40 | 4.00 | 85.52 |
内科では、大腸ポリープ切除の入院が最多でした。続いて、心不全、誤嚥性肺炎、尿路感染症が多く、平均年齢は70~88歳となっています。
高齢者の心不全、肺炎は発症を繰り返し、重症化する恐れがある為、入退院を繰り返す傾向が多くみられます。その為、早期発見、早期治療を開始しています。
Adlが低下する場合は、早期にリハビリテーションの介入に努めています。状態安定後は、在宅復帰等に向け、地域包括ケア病棟へ転棟することもあります。
高齢者の心不全、肺炎は発症を繰り返し、重症化する恐れがある為、入退院を繰り返す傾向が多くみられます。その為、早期発見、早期治療を開始しています。
Adlが低下する場合は、早期にリハビリテーションの介入に努めています。状態安定後は、在宅復帰等に向け、地域包括ケア病棟へ転棟することもあります。
小児科
DPCコード | Dpc名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし | 14 | 2.64 | 5.55 | 0.00 | 3.79 | |
150040xxxxx0xx | 熱性けいれん 手術・処置等2なし | - | - | 3.51 | - | - | |
0400801199x0xx | 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし | - | - | 5.61 | - | - | |
180030xxxxxx0x | その他の感染症(真菌を除く。) 定義副傷病なし | - | - | 8.02 | - | - | |
040100xxxxx00x | 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | 6.38 | - | - |
小児科では、急性腸炎が最多でした。続いて、熱性けいれんや肺炎となっています。10症例未満はハイフン(-)で表示しています。
また、低身長に対するホルモン負荷試験のための検査入院も行っています。
また、低身長に対するホルモン負荷試験のための検査入院も行っています。
外科
DPCコード | Dpc名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060040xx99x5xx | 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり | 27 | 4.37 | 4.33 | 0.00 | 72.78 | |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 21 | 8.52 | 4.54 | 0.00 | 73.86 | |
060330xx02xxxx | 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 | 21 | 7.52 | 5.99 | 0.00 | 70.33 | |
06007xxx9904xx | 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり | 16 | 6.38 | 5.84 | 0.00 | 77.69 | |
060335xx0200xx | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 15 | 10.53 | 7.05 | 0.00 | 72.40 |
外科では、胃癌、大腸癌等の消化器手術や乳癌の手術、その他、胆石症、鼡径ヘルニア、虫垂炎に対する手術も行っています。
腹腔鏡を用いる手術も多く、術後の疼痛軽減・活動性の向上・術後在院日数の短縮に努めています。
また、消化器癌や乳癌に対する化学療法も行っています。
腹腔鏡を用いる手術も多く、術後の疼痛軽減・活動性の向上・術後在院日数の短縮に努めています。
また、消化器癌や乳癌に対する化学療法も行っています。
整形外科
DPCコード | Dpc名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx02xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 52 | 63.40 | 25.29 | 25.00 | 86.38 | |
160690xx02xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 経皮的椎体形成術 | 39 | 45.33 | 19.46 | 2.56 | 81.79 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 28 | 50.39 | 19.16 | 3.57 | 82.54 | |
160690xx01xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 脊椎、骨盤脱臼観血的手術等 | 19 | 60.53 | 30.34 | 5.26 | 80.05 | |
160980xx99x0xx | 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等2なし | 19 | 62.47 | 19.30 | 0.00 | 84.53 |
整形外科では、大腿骨の骨折や、胸椎・腰椎の骨折、膝・股関節の変形性関節症の手術が上位をしめています。
骨折は転倒時の受傷だけでなく、骨粗鬆症が原因の場合もあり、骨粗鬆症に対する治療も同時に行っております。
当地域では高齢の患者さんが多く、平均在院日数は全国よりも長くなっています。
地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟があり、急性期病棟での治療後、十分なリハビリの提供を行うことができ、
在宅復帰を目標とした治療を当院で継続して行っているため、在院日数が長くなっています。患者さんが安心して在宅復帰できるよう多職種で支援を行っています。
骨折は転倒時の受傷だけでなく、骨粗鬆症が原因の場合もあり、骨粗鬆症に対する治療も同時に行っております。
当地域では高齢の患者さんが多く、平均在院日数は全国よりも長くなっています。
地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟があり、急性期病棟での治療後、十分なリハビリの提供を行うことができ、
在宅復帰を目標とした治療を当院で継続して行っているため、在院日数が長くなっています。患者さんが安心して在宅復帰できるよう多職種で支援を行っています。
耳鼻咽喉科
DPCコード | Dpc名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030350xxxxxxxx | 慢性副鼻腔炎 | 37 | 6.57 | 5.84 | 0.00 | 59.59 | |
030250xx991xxx | 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり | 13 | 2.00 | 2.02 | 0.00 | 71.46 | |
030340xxxxxxxx | 血管運動性鼻炎、アレルギー性鼻炎<鼻アレルギー> | - | - | 5.12 | - | - | |
030390xx99xxxx | 顔面神経障害 手術なし | - | - | 8.50 | - | - | |
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | - | - | 4.67 | - | - |
耳鼻咽喉科では、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎などの鼻疾患をはじめ、中耳炎などの耳疾患、扁桃炎や声帯ポリープなどの咽喉頭疾患、めまいなど幅広く診療しております。10症例未満はハイフン(-)で表示しています。
副鼻腔炎や鼻中隔彎曲症などに対しては内視鏡を用いた内視鏡下鼻内手術を積極的に行っております。
また、入院点滴加療が必要な急性炎症、突発性難聴、顔面神経麻痺などに対しては、緊急入院できる体制を整えております。
市外からの紹介患者も多く、小児にも対応しております。
副鼻腔炎や鼻中隔彎曲症などに対しては内視鏡を用いた内視鏡下鼻内手術を積極的に行っております。
また、入院点滴加療が必要な急性炎症、突発性難聴、顔面神経麻痺などに対しては、緊急入院できる体制を整えております。
市外からの紹介患者も多く、小児にも対応しております。
初発の5大癌のUicc病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage Ii | Stage Iii | Stage Iv | 不明 | ||||
胃癌 | - | 15 | - | 25 | - | - | 1 | 8 |
大腸癌 | - | 15 | 18 | 37 | - | - | 1 | 8 |
乳癌 | 12 | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肺癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | - | - | - | 1 | 8 |
※ 1:Uicc Tnm分類,2:癌取扱い規約
5大癌と呼ばれる胃癌・大腸癌・乳癌・肺癌・肝癌の患者数を集計しています。10症例未満はハイフン(-)で表示しています。
当院ではStageや患者さんの状態に合わせた治療を提供することができます。その他の癌についても当院で治療を行っていますが、
より専門的な治療を必要とする場合は検査後早くに他院へ紹介を行っています。
当院ではStageや患者さんの状態に合わせた治療を提供することができます。その他の癌についても当院で治療を行っていますが、
より専門的な治療を必要とする場合は検査後早くに他院へ紹介を行っています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 17 | 12.12 | 58.94 |
中等症 | 58 | 25.97 | 82.16 |
重症 | - | - | - |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
重症度分類は、A-Dropスコアを用いて集計しています。ウイルスによる肺炎や誤嚥性肺炎は集計の対象外となり、10症例未満はハイフン(-)で表示しています。
重症度別では中等症の患者数が最も多くなっていますが、高齢者を多く含むため重症者と同様に平均在院日数は長くなっています。
重症度別では中等症の患者数が最も多くなっていますが、高齢者を多く含むため重症者と同様に平均在院日数は長くなっています。
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 42 | 64.29 | 85.74 | 11.76 |
その他 | - | - | - | - |
脳梗塞には、ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症などのタイプがあります。10症例未満はハイフン(-)で表示しています。
脳の血管が閉塞することで、運動麻痺や感覚障害、言語障害など梗塞部位に応じて様々な症状が起こります。
後遺症をできるだけ軽くして、寝たきりを防ぐため、早期からリハビリテーションを積極的に行っています。
急性期の治療後は回復期リハビリテーション病棟へ転棟し、在宅復帰に向け集中的にリハビリテーションに取り組んでいる患者さんも多くいます。
脳の血管が閉塞することで、運動麻痺や感覚障害、言語障害など梗塞部位に応じて様々な症状が起こります。
後遺症をできるだけ軽くして、寝たきりを防ぐため、早期からリハビリテーションを積極的に行っています。
急性期の治療後は回復期リハビリテーション病棟へ転棟し、在宅復帰に向け集中的にリハビリテーションに取り組んでいる患者さんも多くいます。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 | 91 | 0.77 | 2.00 | 0.00 | 70.67 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 39 | 5.38 | 15.87 | 10.26 | 81.67 | |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 16 | 0.38 | 5.06 | 0.00 | 71.69 | |
K664 | 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) | 11 | 32.27 | 38.82 | 9.09 | 81.91 | |
K635 | 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 | - | - | - | - | - |
内科では、内視鏡による大腸ポリープ切除術、胆道ステント留置術、早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術が上位となっています。10症例未満はハイフン(-)で表示しています。
内視鏡の手術は、大腸だけでなく胃など上部消化管についても行っており、早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術等も行っています。
内視鏡の手術は、大腸だけでなく胃など上部消化管についても行っており、早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術等も行っています。
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 41 | 1.54 | 7.34 | 0.00 | 71.98 | |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 17 | 2.06 | 4.88 | 0.00 | 75.47 | |
K714-2 | 腹腔鏡下腸管癒着剥離術 | - | - | - | - | - | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの | - | - | - | - | - | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 | - | - | - | - | - |
外科では、腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術が上位となっています。10症例未満はハイフン(-)で表示しています。
その他、胃癌や大腸癌などの消化器癌の手術や、乳癌の手術も行っています。
その他、胃癌や大腸癌などの消化器癌の手術や、乳癌の手術も行っています。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 | 60 | 2.58 | 58.58 | 13.33 | 84.23 | |
K142-4 | 経皮的椎体形成術 | 44 | 1.95 | 43.93 | 2.27 | 82.66 | |
K0821 | 人工関節置換術 肩、股、膝 | 29 | 1.52 | 38.72 | 0.00 | 74.17 | |
K1422 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間または多椎弓の場合を含む。) 後方または後側方固定 | 29 | 9.28 | 54.21 | 3.45 | 80.59 | |
K0462 | 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 | 27 | 2.15 | 30.63 | 0.00 | 76.00 |
整形外科では、上肢・下肢の骨折の手術、胸椎・腰椎椎体骨折に対する経皮的椎体形成術が上位となっています。
その他、膝・股関節の変形性関節症の人工関節手術等も行っています。
その他、膝・股関節の変形性関節症の人工関節手術等も行っています。
耳鼻咽喉科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K340-6 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅳ型(汎副鼻腔手術) | 19 | 1.00 | 5.11 | 0.00 | 57.79 | |
K340-5 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術Ⅲ型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) | 14 | 0.86 | 4.86 | 0.00 | 63.07 | |
K3772 | 口蓋扁桃手術 摘出 | - | - | - | - | - | |
K309 | 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 | - | - | - | - | - | |
K344 | 経鼻腔的翼突管神経切除術 | - | - | - | - | - |
耳鼻咽喉科では、副鼻腔炎に対する内視鏡下副鼻腔手術が上位となっています。10症例未満はハイフン(-)で表示しています。
その他、鼻中隔矯正術、粘膜下下鼻甲介骨切除術も行っています。
その他、鼻中隔矯正術、粘膜下下鼻甲介骨切除術も行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - |
入院契機とは、「入院中の主な治療目的の疾患」が「入院の契機での疾患」と「同一」か「異なる」かを区別し、症例数、発生率を集計したものです。10症例未満はハイフン(-)で表示しています。
「播種性血管内凝固症候群」や「敗血症」は感染症などによっておきる全身性の重篤な病態です。
尿路感染症や肺炎などで入院して、免疫力の低下によって全身状態が悪化し発症することがあります。
「手術・処置等の合併症」については、術後創部感染や処置後の出血などがあります。
細心の注意を払って治療を行っていますが、合併症は一定の確率で発生することがあります。
完全になくすことはできませんが、事前に起こりうる合併症については十分説明を行い、少しでも改善できるように日々努めています。
「播種性血管内凝固症候群」や「敗血症」は感染症などによっておきる全身性の重篤な病態です。
尿路感染症や肺炎などで入院して、免疫力の低下によって全身状態が悪化し発症することがあります。
「手術・処置等の合併症」については、術後創部感染や処置後の出血などがあります。
細心の注意を払って治療を行っていますが、合併症は一定の確率で発生することがあります。
完全になくすことはできませんが、事前に起こりうる合併症については十分説明を行い、少しでも改善できるように日々努めています。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 「中」以上の手術を施行した 退院患者数(分母) |
分母のうち、肺血栓塞栓症の 予防対策が実施された患者数(分子) |
リスクレベルが「中」以上の手術を 施行した患者の肺血栓塞栓症の 予防対策の実施率 |
---|---|---|
281 | 269 | 95.73% |
血液培養2セット実施率
血液培養オーダー日数(分母) | 血液培養オーダーが1日に 2件以上ある日数(分子) |
血液培養2セット実施率 |
---|---|---|
367 | 351 | 95.64% |
感染が起こった場所から血液内へ病原菌が進入すると病原菌が全身に広がり、菌血症や敗血症という重篤な感染症となります。
それを防ぐためには感染症に罹患したら早くに病原菌を特定し治療に効果的な選択をする必要があります。
病原菌には様々な種類がありますが、大きく好気性菌と嫌気性菌があり、二つの菌は生きる環境が異なります。
そこで血液培養検査を行う場合はそれぞれの菌が発育するのに適した2種類のボトルを使用します(1セット)。
当院の血液培養2セット実施率は約95%で推移しています。
それを防ぐためには感染症に罹患したら早くに病原菌を特定し治療に効果的な選択をする必要があります。
病原菌には様々な種類がありますが、大きく好気性菌と嫌気性菌があり、二つの菌は生きる環境が異なります。
そこで血液培養検査を行う場合はそれぞれの菌が発育するのに適した2種類のボトルを使用します(1セット)。
当院の血液培養2セット実施率は約95%で推移しています。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数(分母) |
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が 実施された患者数(分子) |
広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率 |
---|---|---|
212 | 157 | 74.06% |
近年、多剤耐性アシネトバクター属菌や、幅広い菌種に効果を有するカルバペネム系抗菌薬に耐性のある腸内細菌科細菌など、新たな抗菌薬耐性菌が出現し、
難治症例が増加していることが世界的に問題となっています。不適切な抗菌薬の使用は耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、抗菌薬適正使用を推進する取り組みが求められます。抗菌薬適正使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要となっています。当院の細菌培養実施率は約74%となっています。
難治症例が増加していることが世界的に問題となっています。不適切な抗菌薬の使用は耐性菌の発生や蔓延の原因になることから、抗菌薬適正使用を推進する取り組みが求められます。抗菌薬適正使用の鍵を握るのは正確な微生物学的診断であり、抗菌薬投与前の適切な検体採取と培養検査が必要となっています。当院の細菌培養実施率は約74%となっています。
転倒・転落発生率
退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) |
退院患者に発生した転倒・転落件数 (分子) |
転倒・転落発生率 |
---|---|---|
45,172 | 102 | 2.26‰ |
入院中には、ベッド周辺、歩行途中、トイレの行き帰りなど、思わぬところでの転倒・転落は少なくありません。原因としては入院環境の変化によるものや疾患そのもの、治療・手術などによる身体的なものなどが考えられます。転倒・転落により外傷や打撲だけでなく骨折・脳出血など重大な障害を起こす事もあり、防止に向けた環境整備や、患者さん個々への予防計画立案に取り組んでいます。
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
退院患者の在院日数の総和 もしくは入院患者延べ数(分母) |
退院患者に発生したインシデント 影響度分類レベル3b以上の 転倒・転落の発生件数(分子) |
転倒転落によるインシデント影響度 分類レベル3b以上の発生率 |
---|---|---|
45,172 | 3 | 0.07‰ |
転倒・転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上とは、手術、ギプス、牽引、骨折など濃厚な処置や治療を要したものをいいます。
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
全身麻酔手術で、 予防的抗菌薬投与が実施された 手術件数(分母) |
分母のうち、手術開始前 1時間以内に予防的抗菌薬が 投与開始された手術件数(分子) |
手術開始前1時間以内の 予防的抗菌薬投与率 |
---|---|---|
414 | 414 | 100.00% |
手術後、手術部位に感染が発生すると、入院期間の延長や医療費の増大につながり患者さんへの負担は大きくなります。感染を予防する対策の一つに手術前後の抗菌薬投与があります。手術開始から終了後2~3時間まで、血液や組織中の抗菌薬濃度を適切に保つことで感染を予防できる可能性が高まります。
d2(真皮までの損傷)以上の褥瘡発生率
退院患者の在院日数の総和もしくは 除外条件に該当する患者を除いた 入院患者延べ数(分母) |
褥瘡(d2(真皮までの損傷)以上 の褥瘡)の発生患者数(分子) |
d2(真皮までの損傷)以上の 褥瘡発生率 |
---|---|---|
43,346 | 8 | 0.02% |
褥瘡は、看護ケア質評価の重要な指標の1つになっています。患者さんのQOL(生活の質)低下をきたし、結果的に入院期間の延長や医療費の増大につながります。褥瘡の治療には、発生予防が最大目標であり、知識の蓄積、予防策計画・実施とその総合力が重要になります。
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
65歳以上の退院患者数 (分母) |
分母のうち、入院後48時間以内に 栄養アセスメントが実施された 患者数(分子) |
65歳以上の患者の入院早期の 栄養アセスメント実施割合 |
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1,616 | 1,496 | 92.57% |
早期に低栄養リスクを評価し適切な介入をすることで、予後改善、在院日数の短縮につながります。
身体的拘束の実施率
退院患者の在院日数の総和 (分母) |
分母のうち、身体的拘束日数の総和 (分子) |
身体的拘束の実施率 |
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45,172 | 1,455 | 3.22% |
身体的拘束は、制限の程度が強く、また二次的な身体的障害を生ぜしめる可能性もあるため、代替方法が見出される間のやむを得ない処置として行われる行動の制限であり、できる限り早期に他の方法に切り替えるよう努めなければならないものとされています。施設や医療機関などで、患者を「治療の妨げになる行動がある」、あるいは、「事故の危険性がある」という理由で、安易にひもや抑制帯、ミトンなどの道具を使用して、患者をベッドや車椅子に縛ったりする身体的拘束は慎むべきものです。
更新履歴
- 2025年09月29日
- 新規作成
血栓によって太い血管が閉塞してしまうような重篤な場合は、肺の血流が途絶し、酸素が取り込めなくなり、ショック状態から死に至ることもあります。
危険レベルに応じた予防を行うことが推奨されており、予防対策として弾性ストッキングの着用、間欠的空気圧迫装置(フットポンプ)の利用、抗凝固療法のいずれかがあります。
当院では肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した入院患者さんに対し、高い割合で予防対策を実施しています。