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リハビリテーション部

印刷ページを表示する 掲載日:2023年6月19日更新

理念

 患者さんの入院から退院後の在宅生活まで、責任を持って切れ目ないリハビリテーションサービスを提供します。

紹介

 リハビリテーション部では61名(理学療法士34名、作業療法士21名、言語聴覚士6名 2023年5月末現在)のスタッフが患者さんの心身活動をサポートさせて頂いています。医師が患者さんを診察、評価、リハビリテーションの必要性を判断し、症状や障害に応じて、理学療法、作業療法、言語聴覚療法を施し、機能改善を図るとともに、退院に向けての生活指導、自主訓練指導なども行っています。

 

施設基準

  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(1)
  • 廃用症候群リハビリテーション料(1)
  • 運動器リハビリテーション料(1)
  • がん患者リハビリテーション料
  • 呼吸器リハビリテーション料(1)
  • 摂食機能療法

理学療法(Physical Therapy)

 座る、立つ、歩くなどの基本動作や運動能力の回復を目的とした訓練を主に行います。患者さんの様々な症状や障害に合わせて、運動機能の維持・改善を目的に筋力訓練や関節運動、歩行訓練、日常生活動作訓練等を行います。また、痛みや炎症に対して、温熱、寒冷、電気などの物理療法も併用し治療を行います。

​​作業療法(Occupational Therapy)

 基本的な運動能力はもちろんのこと、日常生活動作である、排泄、更衣、食事などの応用的動作訓練や、家事や職業等に関連する動作訓練を行います。患者さんの様々な生活状況に則した訓練を行い、身体機能の改善を図りながら再びその人らしい生活を送れるよう治療・支援を行います。

言語聴覚療法(Speech language hearing Therapy)

 生活していく上で必要な「話す」「聴く」「読む」「書く」といった機能の回復を目的に、失語症や注意障害といった高次脳機能障害、構音障害を有する患者さんに対して、評価・訓練・指導などを行います。また食べることや飲み込むことが難しくなる摂食嚥下障害に対しての支援も行っています。また他部門と協力し、嚥下内視鏡検査(VE)や嚥下造影検査(VF)を行っています。​

急性期・一般病棟(98床)

 急性期リハビリテーションでは、患者さんのリスク管理を行い、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等の多職種が積極的に関わり、治療中の患者さんに対してより早く、より効果的にベッドからの早期離床を進めています。退院・社会復帰できるための一助として病棟内や訓練室で行っています。また、入院以外でも急性期・慢性期の外来通院の患者さんのリハビリテーションにも対応しており、自宅での生活を支援しています。

​​地域包括ケア病棟(51床)

 地域包括ケア病棟には(1)急性期からの受け入れ(ポストアキュート)、(2)在宅・生活復帰支援、(3)緊急時の受け入れ(サブアキュート)の3つの機能があります。患者さんの身体機能・活動面はもちろんのこと、家族・環境面といった個人と地域の両面を支え、病院と地域をつなぐ重要な役割を持っています。

回復期リハビリ病棟(50床)

 回復期リハビリテーション病棟では365日体制でリハビリテーションを提供しています。急性期を脱した方に、積極的かつ集中的なリハビリテーションによる機能回復支援を行います。自宅退院を目標としており、身体機能訓練だけでなく日常生活に沿った訓練や、家屋調査の実施、退院前カンファレンス等の退院支援を多職種と連携し、自宅退院に向けサポートを行っています。自宅での生活を見据え、充実した訓練と、退院支援を目標に実施しています。

訪問リハビリ

 訪問リハビリでは、『住み慣れた自宅で安全に安心して暮らせる』ことを 目的としています。患者さんの残された身体機能を最大限に活かし、できる限り自立した日常生活を過ごしていただき、より充実した在宅生活が過ごせるようリハビリを行っています。自宅でできるリハビリの指導やご家族の方への介助方法の指導、住宅改修や福祉用具のアドバイスを行っています。

主な専門資格・免許取得状況

  • 住環境コーディネーター 2級
  • がんリハビリテーション研修修了
  • 大分県糖尿病療法指導士
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • 介護支援専門員
  • 生活行為向上マネジメント 実践者
  • 回復期セラピストマネージャー

  その他、多数の資格を取得しており、スキルアップに励んでおります。

院内活動

NST回診

 一般・急性期病棟患者(15名以内)を対象として提供する食事や補助食品、経管栄養の選択・変更を行っています。
 栄養状態やADL・QOLの向上を目標に多職種で連携しながら取り組んでいます。

褥瘡予防ラウンド

​ 体圧測定計を用いて、局所圧を確認し、ポジショニングの提案をしています。
 安楽で褥瘡を作らない姿勢を提供できるように頑張っています。

セーフラウンド

 医療安全対策委員会のメンバーと共に、転倒のリスク管理を専門的な視点からアドバイスするようリハビリスタッフが参加しています。

がんサロン『まりまり』

 サロン参加者の要求に応じて医療関係者などの講師をたてる。
 がんの治療や日常生活について学ぶ学習会や参加者の体験談、近況報告、意見交換を行う交流会を行っています。
 また季節に添った企画も実施しています。

糖尿病患者会『若葉の会』

 患者さん同士や、患者さんとスタッフとの親睦を深めながら糖尿病を理解して頂く企画を行っています。
 大分県糖尿病療養指導士として、糖尿病に関しての講話や、運動・ゲーム等を行っています。

院外活動

出前講座

 
テーマ

元気な老後のための運動習慣

作業療法士、理学療法士

中・高齢者に多い痛みを改善!!                                        (​肩の痛み 編)
    健康で楽しい日々を送れるように                                  (膝関節の痛み 編)
                                                                                  (腰の痛み 編)

作業療法士
理学療法士
理学療法士

楽しく話して、健口(けんこう)に!

言語聴覚士

むせん、こけん、わすれん~今日から始める健康作り~
​※他講座より長時間(「むせん」(30分)「こけん」(60分)「わすれん」(30分)計120分)の講座となります。各項目のみでの講座やご希望の組み合わせでの講座の依頼もご相談に応じて行います。

作業療法士、理学療法士、言語聴覚士

くにさき地域包括ケア推進会議(ホットネット)

 地域の関係機関・支援者のネットワークの充実・強化を図り、在宅での療養を希望する患者・家族が安心して療養生活を送れる地域づくりを目指す取り組み。(顔の見える関係づくり)
 在宅で安心して療養生活を送れる地域づくりに必要な資源について、リハビリテーションの観点から積極的に助言、提案を行っています。

地域支援事業

 大分県や国東市の行政と協力し、地域のデイサービスやケアマネージャー、ヘルパーさんのスキルアップ支援等を積極的に行っています。
 また、地域ケア会議で挙がった、困難事例に対してリハビリ職が介入し、アドバイスを行っています。
 院内だけに留まらず、実際に地域へ出かけ、リハビリテーションを通した地域支援を行っています。

​​STの院外での取り組み(摂食嚥下)

 現場での困難事例に対してのサポートや、他事業所の職員への研修会を行っています。
 院内だけに留まらず、地域の他職種とも協力して支援を行っています。

リハビリ室の紹介

 屋外デッキや明るく開放的なリハビリテーション室が特徴です。

 リハビリ室1 リハビリ室2 屋上