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耳管診療について

印刷ページを表示する 掲載日:2026年9月1日更新

耳管診療について

 耳管は、耳の奥にある中耳と鼻の奥をつなぐ細い管で、中耳の圧力を調整する大切な役割をしています。

 耳管図

 耳管の働きに異常が起こると、耳がつまった感じ(耳閉感)、自分の声が響く、呼吸の音が耳に聞こえる、聞こえにくいなど、さまざまな症状がみられることがあります。代表的な病気に、耳管が必要以上に開いた状態になる耳管開放症と、耳管が開きにくくなる耳管狭窄症があります。

当院では精密な耳管評価を行なっています。

 耳管の症状は、耳管機能検査だけでなく、さまざまな検査結果を組み合わせて総合的に評価することが大切です。
当院では、症状や経過を詳しくお聞きしたうえで、鼻内視鏡検査、鼓膜所見の確認、聴力検査、ティンパノメトリー、耳管機能検査などを行います。また、病状に応じてCT検査を行うこともあります。これらの診察・検査結果を総合的に判断し、耳管開放症や耳管狭窄症などの診断を行っています。

 耳管機能検査
 ※耳管機能検査の様子

耳管開放症・耳管狭窄症の治療

  治療は、症状や耳管機能検査の結果に応じて行います。
耳管開放症では、日常生活で症状を悪化させる要因への生活指導薬物療法などを行います。必要に応じて耳管へのルゴール注入や鼓膜処置を行います。

 耳管狭窄症についても、原因や耳の状態に応じて薬物療法や耳管通気機械の使用での通気をしております。機械の有効性があり、症状の反復があるケースは、短期間での貸し出しも行なっています。一人ひとりの症状や生活への影響をみながら、適切な治療方法を検討します。

 耳管開放症の中には、保存的な治療を行っても症状が強く残り、耳管ピンによる治療が検討される場合があります。
当院での診察・検査の結果、治療の結果、耳管ピンによる治療が適していると判断した場合には、耳管ピン手術を行っている適切な医療機関へご紹介します。耳のつまり感や、自分の声・呼吸音が耳に響くなどの症状でお困りの方は、耳鼻咽喉科へご相談ください。