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放射線科
放射線科のご紹介
放射線科は、一般撮影、CTやMRI検査など行い画像診断情報を提供しています。地域医療連携では関係医療機関から検査を受け入れ、画像データや検査報告書をお届けしています。また保健予防活動では乳房撮影、胃X線検査、脳・頸部(MRI)や肺(CT)、がん等の早期発見に努めています。さらに専門知識を生かし安全管理に努めつつ、安心して検査が受けれるよう努力してまいります。
一般撮影装置
一般撮影室2室(島津社製)
X線を用いて胸部、腹部、骨など撮影を行います。当院のX線写真は全てデジタル画像となっています。
平成30年11月FPD(フラットパネルディテクター)導入。FPD(フラットパネルディテクター)は、従来の装置より検査時間の短縮ができ、より精細な画像処理が可能で、被ばく線量も低減されています。胸部、腹部、骨など、全身の検査ができます。
CT装置
CT室1室(GE社製64列)
64列マルチスライスCTにより、人体に多数の方向からX線を照射し、身体の断面を画像化する装置です。
1度に複数枚の断層画像を撮影することで、広範囲の精密検査が短時間で可能です。通常の検査時間は10~20分程度です。
全身の検査に加え、造影剤を用いて血管などを詳しく検査することもでき、目的の臓器や血管を3D表示することも可能です。
骨の骨折も立体画像で診断できます。
MRI装置
MRI室1室(GE社製1.5T)
MRIは、強力な磁石と電波を使って体の内部を診る検査です。
電波をあてて出てくる信号を読み取り、いろんな方向の断層画像を作ることができます。通常の検査時間は20~30分程度です。
MRI検査では、様々な病巣を発見することができますが、特に脳や、脊椎、四肢、また子宮、卵巣、前立腺等の骨盤腔に生じた病変に関して優れた描出能が知られています。
乳房撮影装置(マンモグラフィー)
マンモグラフィー室1室(GE社製)
X線を用いて、乳房の撮影を行います。乳房全体が写し出されるように、複数の方向から撮影を行います。
透視装置
透視室2室(日立社製、島津社製)
X線を使ってリアルタイムに観察部位を映し出すシステムを利用し、目的部位の形態、動態を造影剤等を用いて描出する検査です。また、X線透視を使った処置、治療も多岐にわたって行います。当院の装置では、胃、大腸の消化管検査に加えて、腰椎+大腿骨の骨密度測定、全脊椎撮影、下肢全長撮影や断層撮影など整形領域の検査が出来るようになりました。
骨密度検査
骨密度の測定目的は?
(1)骨粗鬆症の診断のために測定します。
(2)定期的に測定して、骨密度の変化を調べます。
(3)骨折しやすさを調べ、治療に役立てます。
※骨粗鬆症は骨がスカスカになり、骨折しやすくなってしまった状態です。
女性は閉経後に女性ホルモンの分泌が減少するのに伴って、骨密度が減少してしまうため、
骨粗鬆症の約80%が女性におこります。
※カルシウム・マグネシウムなどミネラル成分が不足してくると骨がもろくなり、骨折しやすくなります。
高齢者では治りが遅いため、骨折が原因で寝たきりになってしまうことが少なくありません。
一度、現在の自分の状態を知るためにも検査してみましょう。
パントモ装置
歯を含んだ顎の全体を撮影します。
ポータブル装置
病室などで使用する移動型X線装置です。